もちもちたいむびより

日々の出来事、思う事。

努力という言葉に違和感があって

この間から褒められる事に苛立ったり、逆に自分が発言した事にモヤッとしたり、なんだろう?と思ってた。それが花村萬月の『渋谷ルシファー』を読んで、あぁ、そうか、と心の落とし所が見つかった。当たり前の事すぎて分かってなかったのか、忘れてたのか。

この小説に、音楽の才能を持った登場人物が何人か出てくる。尊敬する人物にその才能を見抜かれ、仲間として扱われてもキャリアや立ち位置から劣等感を抱いたり、逆にどんどん開花する若い才能に嫉妬を抱いたり。天才達がそれぞれ思い悩みながらも、影では簡単に真似出来ないような努力を惜しまない。

「努力するなんて最悪だね。俺はな~んもしてないのに自信あるから」と言う少年。

「努力という言葉は嫌いなんだ」「好きな事だもの。嫌々やっているわけじゃない」というシンガー。

 

少し前に仕事で「どうしたらそんな風に出来るんですか?」と聞かれたので「楽しんでるだけです。仕事だと思って取り組んだものは、やっぱり義務でやってるのがチラつくもんですよ」と答えておいた。納得はしてくれたけど、私と同じようには出来ないだろう。

自分が好きだから色々覚えたいと思った。何でもいいから知識の引き出しを多くしておきたいと思った。私の仕事は今の会社では評価はされない。それでもいいと思っている。私は会社のためにやっているつもりだけど、重要視されていないのを肌で感じている。でも、それで終わらせたくないと思った。変えられるんじゃないかとバカみたいに1人で信じてる。

努力しているわけじゃない。褒められたいわけでもない。その気持ちを簡単な言葉で終わらせたくなかった。

他人にそんな事わかるわけないからイライラしちゃダメだなって思った。自己中だな。もっと器大きく、余裕ないと、ダメだね。