もちもちたいむびより

日々の出来事、思う事。

お百度参りをしている人をはじめて見た

神社にお参りに行くと気持ちの整理が出来るので、定期的にお参りに行っている。定期的にいっているのに初詣には行っていなかった。ので、今日、いつもの神社にお参りに行った。

階段を上がっていくと拝殿で拝んでいる人が見えた。あまり大きな神社でもないので、先に拝んでいる人がいる時は離れた場所でいつも終わるのを待っている。鳥居をくぐって手を清めたりして時間を過ごしていたら、拝んでいた年配の女性がこちらに歩いてきた。

終わったんだなと思って清めた手を拭いていると、私の後ろに合った石に触れてまた拝殿へ向かって拝みだした。

(?)

意味が分からなかった。しばらく神社の中をゆっくり見る事にして女性も観察していると、拝んでは入り口の石に触れ、また拝むを繰り返した。

これは、終わらないやつだな?と思ったので、ちょっと申し訳ないと思いつつ隣で拝殿で拝む事にした。去年何度も来た神社。去年の感謝の気持ちをこめ、今年も頑張ろうと気合を入れた。その間も女性はやってきて拝んでいた。

女性が終わるのを待っていた間に境内に「百度石」という物を見つけた。女性が触れている石によく似ている。

家に帰って調べて、はじめて「お百度参り」という物がある事を知った。

 

切実な心願が成就するように、境内の入り口から拝殿・本堂で参拝し、社寺の入口まで戻るということを100回繰り返す事を「お百度参り」と言うらしい。100日間毎日神社で参拝する百日詣が元々だったけど、急を要する祈願があって一日に百度参って百日詣の代わりにするようになったのだそう。

拝んでいた女性はとても必死そうに見えた。雨はもう止んでいたのに傘を差したまま石の所から拝殿まで走ってきて長い祈りをこめていた。聞こえなかったけど、手を清めている私の後ろの百度石の所に戻ってきた時も何かを唱えていた。

 

私が神社でお参りするようになったのは、ただ救われたいの一心ですがるように拝んだ事がキッカケだ。境内に入った瞬間涙が出た。弱い自分をどうにかしたくて頭の中の言葉を全て吐き出すかのように目を閉じながら祈っていたら曇り空から急に日が差して、閉じた目でも明るくなったのを覚えてる。それからこの神社に定期的に来ては気持ちを報告し、私のパワースポットになった。

 

あの女性は何を願っていたのだろう。自分の事だろうか、大切な人の事だろうか。どちらだったとしても、雨の中を100度も繰り返し願う事は簡単な事じゃない。

女性の願いが綺麗なものなら、叶って欲しいなと思った。

 

見られると効果が薄くなるらしいんだけど、私は見ていない事にしてもらえませんか。

女性が拝むその横で、おみくじ引いたら「1番 大吉」だった私の運を、少しお返しますんで・・・。