もちもちたいむびより

日々の出来事、思う事。

らぶらぶ老夫婦

お歳を召したご夫婦が手をつないで歩いているのを見かけると、素直に「羨ましいなぁ」などと思ってしまう。暖かくなった春の季節、綺麗に整えられた短い白髪のメガネを掛けたご夫人が自転車に横乗りしておじいさんの後ろで微笑みながら運ばれているのを1度だけ見た事がある。2人乗りは危ないけれど、とても幸せそうなご夫人の顔にやっぱり「羨ましいなぁ」と思ってしまった。

恋愛結婚するのではなく、結婚して恋愛された方も少なくない時代。便りの遅い手紙で相手に想いを伝えた時代を過ごした人達。青春時代、自転車の後ろに乗せていた愛しい少女は母になり、男の背中には子供が乗るように。子供は巣立ち、また背中に愛しい人が寄り添う。長い時間を掛けてもう一度青春しているように見えて仕方がない。とても羨ましい。

 

先日、信号を待っていると向かいの家から人生の重みをしょっている、ちょっと前のめり気味の白髪の男性が出てきた。ゆっくりと時計の秒針のような小幅で歩き自転車に乗ると「お~~い」と誰に言う訳でもなく声を出した。しばらくすると同じ家から同じくやや前のめり気味の白髪のご夫人が出てきて「すいませんねぇ」と言ってゆっくり小幅でおじいさんの自転車に向かい、後ろに乗った。

 

危ないからやめて。

 

本気でそう思った。

2人で長生きしてほしいんだ私は。

いつまでも若くないんやで!!