もちもちたいむびより

日々の出来事、思う事。

見知らぬ人に親切を

昼休み。雨。傘を差してランチに行く。窓際のカウンターで、ちょっと背が高いイスに座った。お店はスカスカで、隣の席のイスにカバンと置いて、ジャケットと傘をかけてと。

窓の外を眺めながらご飯を食べ、本を読みながら休憩を楽しんだ。休憩時間の終わりが近づいたので隣のイスにかけていたジャケットを取って羽織った。そこにある傘の存在を忘れてて、傘がそのまま隣の席の方向に元気いっぱいに倒れた。

その方向には男性が座ってた。キャスケット帽を被った、ガッシリとした男性らしい体格。服装は忘れたけど、その雰囲気でオシャレだなって思わせる男性が、カウンターの上でパソコンのキーボードの音を一定のリズムを鳴らしてた。傘が倒れた瞬間、背の高いイスから手を伸ばして拾い上げ、こちらに渡してくれた。その指には太めのシルバーリングが2つ。

 

どういう訳が私の前で見知らぬ人が物を落としたり、やたらと道を聞かれたりする。自転車から物を落とされた時にはサンダルで後ろから20メートルほど走って叫んだりしたし、英語が分からないのに真剣に聞いた結果、ソーリーと逆に謝られた。

傘を拾ってくれた。ちょっとした事だけど、やっぱりなんとなく嬉しい気持ちになる。この気持ちを忘れずに、見知らぬ人にも親切を届けようと思う。