もちもちたいむびより

日々の出来事、思う事。

彼氏が倒れた

ラインで軽い感じで「体調悪くて~」と言うからのんびり差し入れをスーパーで買ったりして、家にこもるにはもったいないくらい春と夏の間の丁度いい日差しと風の中、ゆったりと軽い気持ちでお見舞いに行き、爽やかな外の風に押されながら、マンションの部屋の扉を開けると、電気も付いてないしカーテンも開いてない、熱のこもった部屋の奥で、ベットにも入らずに床で行き倒れてた。

意識はあったけど、袋を持ったままゼェゼェ言ってる。自律神経いかれてるのかと思って、いくつか質問をして、少しだけ様子を見る。頭痛、寒気、両腕のしびれ、吐き気。吐こうとするけど、何も吐けないし、頭痛がひどくて眠れもしないしで苦悶の表情。これは病院に連れて行ったほうが良いと思ったので、近くの病院を調べる。土曜日の午後。どこもやってない。吐く。背中をさする。調べる。さする。

なんとか1件見つけて、電話をかける。「あと45分で診察終了時刻なので急いできてください」と言われてタクシー会社に電話。1件目で断られて2件目はつながらない、焦りながら3件目でなんとかつながり、時間ギリギリで病院についた。

彼氏虫の息で、普段腰に鉄のパイプでも入ってるんじゃないかと思うくらい姿勢が良いのに、年老いオラウータンみたいにしか動かない。

空いてる病院がここしかなくてはじめてきた病院だったけど、とても大きな病院で施設もしっかりしてた。初見だからとCTなどで調べてもらって、結果「典型的な片頭痛」だと診断された。こんなけひどくて片頭痛なの!?と驚きながら、一緒に話を聞いていたら彼氏限界が来て、最大級に吐いた。これで片頭痛なの!?と二度驚いた。優しい先生たちも慌ててた。

何も食べれないので点滴を受ける事にした。「薬局も閉まるから会計だけ済ませてお薬貰ってきて、それから側にいてあげてください」と看護婦さんに言われるがまま、薬を貰いに行って病院に戻る。本人は辛いだろうけど、大きな病気じゃなくて良かったという安心もあって、ベッドで点滴受けてグッタリしてる姿にちょっと笑ってしまった。

薬を飲ませて「勝手にお薬手帳かわいいキャラクターにしてやったぜ」と言って笑ったら、弱弱しく笑った。少しだけ話して、飲み物買ってくるといって席を離れて、戻ってくる頃には眠ってた。頭が痛すぎて寝れないと言ってたから、だいぶマシになってるなと一安心した。点滴が終わるまで待ち、自力で歩けるのを見て、やっと大丈夫だなと思えた。

数年前に胃腸炎を繰り返したり、ストレスからの緊張性頭痛、微熱などを繰り返してたから、この辛さ分かるなと思った。どれだけ布団をかぶっても寒気は止まらないしね。

「もともと片頭痛はあったけど、明らかに今までも違うから怖かった」と言った。こわいよね、そういうの。側に入れてよかった。

 

家に帰ってから薬の説明をし、寝かせてだいぶ回復した。さすが病院の薬だ。やっぱりもう無理だ!と思った時は病院に行くべきだと学んだ。

今回病院に行くまでに病院に電話したりタクシー呼んだりとやり慣れていない事が多発だった。寒気がすると言っていたのに上着を用意してあげなかった事。病院の受付に早くいかなければ!と思ってさっさと行ってしまった事など、色々あった。今回はまだ彼氏が意識がハッキリしてたから良かったけど、意識がないとかもっと重症だった場合にどれだけ慌てずに状況を正しく判断したり伝えたりできただろう。弱ってる相手の支えになれただろうか、と、後から色々考えさせられた。

 

なんでこんなに体調悪いのにもっと早くちゃんと言わなかったのかと言ったら「心配かけたくなかった」とか、タクシー呼ぶと言ったら「この距離なら運転できる」と言ったり、自分を後回しにしがちな人なヤツほど、判断を間違える。気のせいか「そういう問題じゃない」という事が多くなった。色々きっと間違えてるのだろう。

 

「ほんま助かった。いてくれてよかった」と言ってくれたけど、逆の立場なら私も間違いなく思し嘘ではないだろうけど、もっと寄り添えたんじゃないかと、やっぱり思った。

色々抱え込みやすいから、ストレスためてるんだろうな。少しだけでも和らげてあげられてたらいいんだが…。